株式会社 鳴海鍍金工業所
代表取締役 水野 光隆
現在、自動車業界はCASEを代表とする100年に一度の大変革期の真っ只中であり、自動車の在り方自体も大きく変わろうとしています。トヨタ自動車においても、CASEにおける先進分野に経営資源を集中させており、基本的な技術領域はサプライチェーン企業が担うという構図となってきています。トヨタサプライチェーンに位置する当社としても、単に供給を請け負うだけではなく、周辺領域を含めて新技術の提案を行うなど、自社製品の付加価値向上に向けた取り組みが今まで以上に求められていると理解しています。
一方で、経済社会全体を大きく見渡せば、温室効果ガス排出による気候変動問題や、少子高齢化による労働力不足問題など、環境や社会における様々な課題が年々深刻化・複雑化しています。このままの企業活動を続けていたら「持続可能な成長(サステナビリティ)」は実現不能になることが多くの人の共通見解になってきています。今や、ESG(環境・社会・ガバナンス)を二の次にした経営では社会やステークホルダーから早晩受け入れられなくなると考えています。真に持続可能であるために、自社がどうあるべきか、いかに社会において存在意義のある価値を提供できるか、その方向性を見い出した企業のみがこれからの時代を生き抜くことができると考えています。
当社は「新しい発想と企画を実現し業界をリードする会社」を経営理念として、創業以来60年以上にわたりお客様と社会に鳴海鍍金工業所ならではの価値を提供してまいりました。
近年においては、自動車業界が大きな変革を迎える中で、当社としても2021年に「次世代への道を切り開く」をスローガンに2025年までの中期経営計画を策定しました。「表面処理業務の拡充」「めっきクレームゼロへの挑戦」「会社・組織の成長」「未来への挑戦」という4つの方向性を定め、お客様や社会に必要とされ続ける会社を目指しています。
そして、サステナビリティ経営をより一層強化するため、「サステナビリティレポート2023」を発行しました。当社の今までの「E:環境、S:社会、G:ガバナンス」の取り組みを整理し、サステナビリティ経営におけるビジネスモデルの作成、リスクと機会の分析、マテリアリティの特定とKPIを設定しました。これにより、中期経営計画を柱とする事業経営に、サステナビリティ経営を融合させ、更なる企業価値向上を進めていきます。
サステナビリティ経営は持続可能な経営を目指すものであり、推進していくことにより社会や環境における課題が今まで以上にはっきりと見えてきます。今後は、サプライチェーンにおける人権対応や廃棄物をはじめとした資源循環への取り組み等、幅広い方向で企業に求められることが加速していくと考えています。当社は率先して新たな取り組みに挑戦し、日本の産業基盤である製造業の一員としての責務を果たしていきます。
今後ともステークホルダーの皆様との建設的な対話を重ね、持続可能な社会への貢献に向けて歩みを進めていきます。引き続きご支援を賜わりますようお願い申し上げます。
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